会社にはいくつかの種類がありますが、その殆どは株式会社という形式をとっています。
株式会社は会社が株券を発行して、出資者や投資家に買ってもらうことで、その会社の資金調達の手段とするものです。
一般的に株券には権利者の氏名が裏書されており、その権利は譲渡することが可能です。
ただし多くの場合には額面以上の価格で譲渡されるため手に入れた時よりも高い価格で譲渡することができれば利益を得ることができます。
一方で、株は未上場と上場の2種類があります。
未上場は証券取引所に上場していないものであり、多くの会社がこれに該当します。
上場している会社に関しては一定規模の会社が中心になります。
上場するメリットとしては、会社にとっては広く資金を集めることができるという点で、購入する側にとっては安全に株を売買できるということがあります。
上場をするためには会計処理を正確に行う必要があり、また証券取引所に上場を認めてもらう必要があります。
このため証券会社などのアドバイスを受けて上場手続きを行うことになり、上場までに2、3年は掛かるとされます。
そのためある意味では上場している会社はしっかりとしている会社と判断できます。
株を取引する場合には、証券会社に証券口座を開くことで取引をすることができます。
取引には現物と信用がありますが、いずれにしても元手となるお金が必要になります。
取引に必要な金額としてはそれぞれの銘柄で変わってきます。
株取引では、価格に対して取引単価を掛けた数字で取引することになります。
以前は1000単位が標準的でしたが100単位、50単位、10単位、1単位など銘柄によって変わっています。
いずれにしても取引しやすい銘柄では数万円程度で購入することができます。